2000/10/4
スペースメディア社、STARSプログラムを大きくするために国連と協調
(企業広報)

10月4日に開催された、国連での世界宇宙週間祝賀式で、国連宇宙局(Office for Outer Space Affairs)ディレクタのMazlan Othman氏は、スペースメディア社が推進している商業目的の宇宙教育プログラム”S*T*A*R*S”の国連版であるU.N.S*T*A*R*S(TM)プログラムを立ち上げると発表した。

国連宇宙局の方針として、国連は開発途上国の生徒に宇宙技術の興味を増やすための教育的プロジェクトを促進することになっている。

S*T*A*R*S(TM)は、スペースメディア社(Space Media)が推進する商業教育事業で、シャトルや将来的には国際宇宙ステーションでの実験に生徒が直接かかわることが出来る用は機会を有料で提供する。生徒は実験内容の選択、実験装置の設計等を行い、インターネットを介して実験の模様を見ることができる。

今回の声明には、期待の部分も含まれている。実際には、様々なリスクや不確実な部分も依然解決されていない。それらは、スペースメディア社が、NASAや他の顧客との契約の中で、経済的な利益を生み出すかどうか、シャトルミッションスケジュール及び混在ミッションとの調整、あたらしい宇宙施設の開発と商業化、技術的困難、結果への要求等など、まだまだ多くの問題が潜在している。

スペースメディア社は、宇宙サービス企業のスペースハブ社の完全子会社である。(要約:スペースレフ)