JUSTSAP NEWS 2008

11月9日から13日にかけて、ハワイ島コナで開催した。 島は2007年と同じハワイ島であったが、Hilton Waikoloa Resort での開催で、規模的には大きく米国側からの参加者が多く、日本から19名に対し米国からは63名の参加であった。

つのワーキンググループ(高度衛星通信、ISS商業利用、 ロボット先行ミッション、 宇宙ネルギーシステム)の活動の内、高度衛星通信WGは Luncheon Talkのみの参加であった。衛星通信WGでは、両国が協働で行うことが少なくなってきた理由で、来年からの取組みについても 休止状態とすることとした。他の3つのWG(ロボット先行ミッション、ISS商業利用、宇宙ネルギーシステム)では、2009年に繋がる一定の成果を収めることが出来た。

年より太平洋国際宇宙センター(PISCES)が活動をはじめ、 NASAチームとの協力によりハワイ島での月面を模擬したローバーの運転試験、その場資源利用による酸素製造など、フィールド実証の成果が報告されるなどプロジェクトが順調にすべりだしたこと、エネルギーWG メンバーによる宇宙太陽光発電を想定したマイクロ波によるエネルギー伝送の実証試験を収録したプロモーションビデオの紹介、月面基地活動の初期に想定されるロボットミッションに関する企業グループを交えた討論 など、今後の展開に期待できる活発な交流がなされた。


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